先日、大切なクライアント様より過食症のお悩みについてお伺いしました。
私も数年前まで過食症だったので、限界を超えても苦しみながら食べ続けてしまう辛いお気持ちがよく分かります。
今回のブログでは、過食症をはじめとしたあらゆる依存症、
頭では「NO!こんなものは絶対にやめないといけない!」と分かっているのになかなかやめられない生活習慣やその改善法について書いていこうと思います。
おそらく、なんらかの恐怖症でお悩みの方にもお役に立つと思いますのでワークを実践していただけたらなと思います^^
何かの依存症や、恐怖症は過去の記憶に基づいて、何かをカバーするために起きています。
私の場合は生まれ育った家庭環境からくる愛情への憧れや、寂しさをカバーするために食事で心を満たそうとしていました。
食べると心が満たされるんですよね。しかし、私の場合は食べていたものがコンビニ食だったので最悪のループになってしまっていました。コンビニ食は添加物が入っていることと、栄養がほとんどないので脳がお腹いっぱいになったことを判断できないんです。
例えば菓子パンは体積はしっかりあるのに、栄養がスカスカの食べ物です。そのため脳が、
「全然お腹いっぱいじゃない!」と思ってしまうのと、添加物の影響で同じようなお砂糖がたっぷりの食べ物を欲するようになります。
その当時、自分でも内心正気じゃないと思っていたのですが、泣きながら食べて、それでも満たされなくて、先ほど買いに行ったばかりのコンビニへ行ってまたお弁当を買うという行為をしていたんです。
これは完全に依存症でした。
この状態からどうやって解放されたのかと言いますと、私の場合は自然と治ったのでした。
それは瞑想が習慣になったことと、自分の心と身体がどのような訴えをしているのかを聞き取ったことから自然と過食症が治ったのでした。
心と身体の声を聞くということは、何もちゃんとした声として聞こえたわけではありません。
なぜ過食に走ってしまうのか?について自分と向き合ってみたところ、
「寂しい。」
という声が浮かんできたんです。これはノートに書いて判明したことでした。
ある時、本当に嫌気がさしたんです。苦しみながら食べ続ける自分と、鏡を見るたびに太っていく自分をみて心底嫌になりました。やめたいのにやめられない習慣に、もう自分ではどうにもできない気がして絶望を通り越して、
「神様、もう私をどうにでもしてください。」
と降参したんです。
鏡に写る女性は、完全に疲弊しきっていた表情をしていて正気のない目をしていました。
そこで過食と戦うことをやめて、自分の中に何が起こっているのかを見つめてみました。
過食は、文字通り食べすぎることを意味します。
なぜやめられないのかといいますと、本人にとってメリットがあるからなんです。
私にとってのメリットは何なのかを探してみました。すると、食べることが快感だったんです。
食べると満たされる感覚があったんです。
ではなぜ満たされたいのか?と心に聞いてみたら、
「寂しいから。」
という答えが返ってきたんです。これはノートにひたすら書いて気づいた答えでした。
この時の私は沖縄に住んでいて、パートナーとは遠距離恋愛で、家族とはLINEで大喧嘩ばかりをしていました。
仕事は大嫌いで、いつも自分を満たしてくれるものを探していたと思います。
私は心の寂しさを埋めるために食に走っていたのだと気づいた瞬間でした。さらにはその食事の質も悪かったので心身ともに依存症になってしまっていたんですね。
これに気づいても無理にやめようとしませんでした。
なぜならやめようとすればするほど、それは失敗することを知っていたからです。
思い出しても笑えるのですが、私は自分に「コンビニ出禁命令」を出してみたんです笑。
毎日コンビニに出入りして食べ物を買っていた私は、自らコンビニ出禁というルールを課して見事コンビニでお弁当を買うこともやらなくなり、自炊に切り替えることができたのですが、残ったのはものすごいストレスでした。
ダメだと思えば思うほど、ダメな行為をしたくなるのは人の性です。
これではいつまでたっても心が満たされない…ということに絶望したことを覚えております。
今客観的に読んでくださっている方は純粋に、
「スーパーで食材を買って自炊すればいいのに。」
と思われたことでしょう。しかし依存症の人間にとって、さらに料理が苦手な私にとってはできない選択肢だったんです。
こういった経緯があったので、私は依存症と戦うことをやめました。
もう受け入れることにしたんです。
依存症を自分の大切な友人として迎えることにしました。
戦うことをやめて、迎え入れることにしました。
もう戦わない。この人を大切な人として迎え入れる。歓迎する。一緒にいていいよと許可する。いつまでも私の心の中にいていいよと許可する。
そのようなスタンスでいたと思います。
それと同時期に、空の境地という魔法の境地を知ったので瞑想が習慣になりました。
過食症を治すために瞑想に取り組んだわけではありませんが、瞑想をすることによって心の奥底にある傷「寂しい、満たされたい」といった思いが溶かされていったので、自然と過食症が治ったのでした。
今では自分が食べられる分だけを選び、食事そのものを楽しむことが出来ています。
ほとんどはウーバーイーツで済ませていますが、コンビニ食は食べたいと思わなくなり、たまに自炊を楽しむようになりました。
ちなみに瞑想は、今叶えたいものを叶えるための手段にするよりかは別の目的にすると良いです。
例えばダイエットを叶えるためにランニングを始めたとしましょう。
私もダイエットを目的に毎日10キロを走っていた時期がありましたが、それだとランニングが出来なかった日のプレッシャーが大きかったんです。
そこでランニングの目的を、ダイエットではなく集中力アップのためにやることに変えたんです。
確かにランニングをしたあとは頭もスッキリするので、仕事においても集中力が大幅にアップしたんです。
ということで目的を変えたところ、無理なくランニングを毎日続けることが出来ました。
仮にできなかった日でも自分を責めることがないので、ストレスを感じることがありません。
それでおまけの効果として痩せるので、嬉しいばかりです。
ということで、今もし過食症をはじめとした依存症で悩んでいる方や、何らかの恐怖症でお悩みの方は、瞑想をそれらの克服の手段として行うのも良いのですが、目的を別のものに設定してもいいと思います。
瞑想は人生の全ての分野を癒します。
瞑想を習慣にしているのに、叶えたい分野が一向に叶わないと嘆いている方はぜひ、他の分野に目を向けてみてください。必ず何かしらの嬉しい変化が起きているはずです。
瞑想は対症療法ではなく根本的に癒すものですので、必ず今治したいと思っていることも癒やされていきます。
ですのでまだその分野が癒やされていないと感じる場合は、今変化している分野をチェックしてみてください。
もしかすると今癒されたくて仕方ない分野でまだ改善されていないものは、それを治す前に癒されるべき分野があり、そちらの方が先に改善している可能性が高いからです。
「ある」に目を向けることで「ある」が増えていきます。それなら「ある」に目を向けて喜びを増やしたほうが良いですよね✨
依存症や恐怖症でお悩みの方は、それを抱えていることの何かしらのメリットがあると潜在意識さんが思い込んでいる可能性があります。例えば、
・それを抱えていることによって人に優しくされる
・それがあることによって”できない”言い訳ができる
・それがあることによってコミュニケーションのネタになる
・それがあることによって弱い立場でいられる
など
↑上記の書き方は何かイヤミのようなものだと感じる方もいるかもしれませんが、
私が実際に心の声を書き出してみたら出てきたメリットであり、それを潜在意識がメリットだと思い込んでいてなかなか回復させてくれなかった部分でした。もしかすると書き出すと思いもつかないメリットが出てきて、なぜご自身が改善出来なかったのかが分かるかもしれません。
魔法の質問「これを抱えていることによるメリットは何かな?」と聞いてみると出てきます。
そうして出てきた答えに気づき、ただ客観的に見つめて何も過度にジャッジせず、このままそれを抱えることを続けるか、もう卒業するかを決めましょう。
そしてやめるかやめないかを決めた後は、ただ瞑想に取り組んでみましょう。
いずれの道でも、ご自身にとって苦しみのない方向へと軌道修正されていきます^^
ぜひ、取り組んでみてくださいね✨
あなたの人生が瑞々しい喜びに満ちたものになりますように。そしてそれが永遠だと気づきますように。
それでは今回もここまで読んでいただきありがとうございました✨
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