
「私には価値がないんです…。価値があるとは思えないんです…。」
クライアント様のそういった悲痛な声を聞いた時に、私は以前の自分自身を思い出しました。
自分の生まれ育った環境や強いコンプレックスによって、”自分には価値がない”と思い込んでしまう方がとても多いです。
子どもの頃に両親に、
「お前は⚪︎⚪︎だなぁ…。」(⚪︎⚪︎には人格や容姿を否定するような言葉が入ります)
といったことを言われて、大人になった今でもその言葉に縛られて苦しんでいる方をたくさん見てきました。
私の父親は経営者だったのですが、事業がうまくいっていない時に私が祖母からお小遣いをもらっているのを見て、
「子どもだっていうだけで金もらいやがって。あとでよこせよな。」
と言われたことがありました。
その言葉が私の無意識の中で「無価値感」としてずっと存在し続けていて、
なんとなくお金を受け取る時に罪悪感として湧き上がり続けていました。
すっかりその記憶を忘れている頃にも、お金を受け取るたびに罪悪感が湧き起こり続けていました。
いつしかそれが当たり前の状態になってしまったので、お金を受け取る罪悪感・抵抗感に気づかないまま生きてきました。
そうした”私はお金を受け取る価値がない”という思い込みが無意識の中であったので、私は全然豊かになれなかったんです。
お金が入ってきてもなぜか散財してしまったり、大事なタイミングで車を修理しなければならなくなったり、
いつも手元にお金がない状態になってしまっていました。
これらは全て、「私には価値がない」「私はお金を持っているべきではない」という思い込みが行動を起こさせていたのでした。
お金の問題だけでなく、パートナーとの仲が良くないと感じる人や、
パートナーから大切にされていないと感じる人、そして現実が不幸だなぁと悩んでいる人は、自分には価値がないという思い込みを持っている可能性が高いです。
もっと言えば、
「私には価値がない」という思い込みを採用してしまっているだけなんです。
それを手放してしまえば良いのです。
今ここで手放すと決めてください。手放す!と決め切ってください。決めることを実行してください。そしてもう二度と「私には価値がない」という思い込みを採用しないと誓ってください。
手放すコツは、「決めること」です。そして決めるということは「誓う」と同じくらいのパワフルなニュアンスでやることです。
手放してもまた掴みに行っている時はまた手放してください。もう二度とこれを掴まないと決めてください。
イメージで考えますと、「私には価値がない」という名前の思考さんがただあなたの頭の中で居座っているだけです。
「私には価値がない」という看板を掲げて、あなたの口を借りてずっと「私には価値がない」と言っているだけですので、早急に出禁にしましょう!
めちゃくちゃ楽になります 余計な思考エネルギーは身体のエネルギーを蝕みます。
そうして何もしていないのに身体が動かなかったり、疲れるスピードが早かったり、やる気が起きなかったりといった現象が起きてしまうのです。
まずは頭の中にいる余計な思考エネルギーを手放していきましょう^^
..
私は無価値感はすごいあったのに、プライドだけはものすごく高かったです。
例えるなら小型犬がよく吠えるような感じですね^^;
自分が弱い存在だと知っているから、他人によく牙を剥いていました。
自分から牙を剥いているのではなく、馬鹿にされたと感じたらすぐイライラしていたんです。
誰かの言動で何でもすぐに馬鹿にされたと捉えていました。
しかしある時、私を育ててくれた社長が教えてくれたことがありました。
「私は他人に容姿や能力を馬鹿にされたとしても、この人は私の価値が分からなかったんだ〜くらいにしか思わないかな。」
このセリフにめちゃくちゃ痺れたことを覚えています。
この社長はずば抜けて仕事が出来て、頭の回転も早く、容姿も端麗で私が心から天才カリスマだと思っていた人です。
私は仕事繋がりで出会った人に、私の行動を直接馬鹿にされたことがありました。
私は内心、めちゃくちゃイライラしていたんです。
社長とその人の家をあとにした帰り道に、社長が言いました。
「なおちゃん、あの人にイライラしてたやろ。私もな、あの人に出会った時にまず苗字を馬鹿にされてん。自己紹介したらな”不幸を呼びそうな苗字やなぁ”って言われてん。でもな私も笑って”そうやんな〜”で終わってん。あぁこの人は私の価値がわからん人なんやな〜って思った。それだけやねん。ただそれが分かったってことやねん。」
私は絶句しました。
私がもし名前を馬鹿にされたら誰であろうがその場で反論します。訂正を求めます。
でも社長はそれを、”私の価値が分からないんだ〜”で終わるんです。
本当に自分に自信がある人はすごいなぁと思いました。
社長は変なプライドが全然なかったんです。でも自分にはすごい価値があると確信していて、それを信じて疑っていませんでした。もし他人からなにを言われようが、自分が自分を認めているのだから他人の価値観などは関係がないと確信していたんです。
本当に自分に自信がある人は他人に価値基準を求めないということを学びました。
社長の元を卒業してもう何年も経ちますが、瞑想を深めていくたびに私の中にあった「無価値感」は消えてなくなりました。
そうして以前お世話になった社長の言葉をそのまま自分も使わせていただいています。
私は価値がある人間だと心から思えていますし、他人に何を言われようが、この人は私の価値が分からないんだなくらいにしか思わなくなりました。
そして媚を売ることもなくなりました。絶対的な自分軸ができています。
こうして出来た持論ですが、
・評価は他人が決めるものだけど、価値は自分で決めるもの。
というものが私の心の隅にあります。自信がない人は”評価”と”価値”を混同しがちです。
以前の私は評価も価値も他人が決めるものだと思っていたので、いつも他人の顔色をうかがっていました。
だから行動のベースは、
「私はどうしたらいい??」
と分からなくなっていました。
でも今は、
「私はどうしたい?」
になれているので、ストレスは全然ないです。ただこれは自己中にはならないように、相手と楽しく会話して決めるようにしています。
コミュニケーションのベースですが自分には価値がないと思い込んでいる場合、会話の相手は無意識にそれを感じ取り、価値のなさを証明してくれるような言動行動をしてきます。
パートナーシップは特にわかりやすいです。
相手が失礼な言動行動をずっとしてくる場合は、自分自身が「私には価値がないのでそれを言われても仕方ありません」と無意識の領域で思っている可能性が高いです。
私も大昔に自分の価値が欲しいと思って男性とお付き合いしていたのですが、
この「私には価値がない」という思い込みを見事に相手が証明してくれていたんです。
面白いくらいにどんどんモラ男になっていきました笑。
そのお付き合いしている最中に、私の周りにいた自己肯定感が高いお姉様方を見て私もそれに習おう!とした結果、
最終的にモラ男は全然違うキャラクターになっていたのでした。
これを見て実感しました。やはり自分の「私には価値がある!」というレベルによって相手の態度が変わるということです。
それを手放すこと、もう二度と採用しないこと、今すぐ自分には無条件に価値があると決めること。
何の根拠もいらないんです。もし根拠がなくては実感ができないのなら、その設定を手放しましょう。
もしくは過去に何を達成したのかを数えてみることです。
この達成した何かは別に特別である必要はありません。ちゃんと朝起きられただけでも十分なんです。
お部屋をお掃除できたとか、朝ごはんを家族に作ってあげられたとか、それで十分なんです。
私の場合、高校を卒業しただけでめちゃくちゃ偉いと思っています。もう偉業だと思っています。
考えてみてください。将来一文字も使わないサインコサインタンジェントを使いこなして3年間頑張ったのでそれだけで私の中でギネスなんです。w 無駄なことを3年間頑張った偉業です。
スーパーでお買い物するたびに消費税とスーパーのスタッフさんにお給料をお支払いしているのでもうその時点で社会貢献しているんです。
こうして数えていたら自分の価値ってすごいなって思えてきます。私もよく社長と、
「あたしたちって存在するだけで美しいから価値しかないわぁ。周囲にパワーを振り撒いているわぁ。」
ということを笑いながら話していました最初は心の中で「社長は綺麗だけど私は…」と思っていましたが、
毎日言っていたら本気で言えるようになってきたのでした。このワーク、かなりおすすめです
自分には価値があると本気で思えてくると、それを証明するような出来事が起きてきます。
まず、人から大切にされます。それからどんどん、あらゆるチャンスが舞い込んできます。
今もし、誰かから無下に扱われていると感じている方はぜひ、早急に自分自身に対する無価値感を手放してください。
パートナーの態度が激変したり、今パートナーがいない方はとっても素敵な人と出会うことが出来ます。
心の中に余計な思い込みが多い人は、手放せば手放すほど人生で面白い変化を楽しめるので、ますます生きることが楽になり、幸せなものになります。
今すぐここで出来ることですのでぜひ!お試しください^^
もし嬉しい変化が起こりましたらぜひ教えてくださいね
それでは今回もここまで読んでいただきありがとうございました
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