なお
今日は「怒りの解放」に特化したテーマで書いていこうと思います☺️
今日の記事を読めば、もし今怒りで翻弄されていて苦しい人でも、
読み終わる頃にはすっきり爽やかな境地になっていること間違いありませんので、
ぜひ最後まで読んでください🤗
私の中で1番体力を消耗すると感じるのが「怒り」の感情です。
もう怒りの感情を掴んでいる時は肉体的にも精神的にも疲れてしまうわけです。
辛いですよね。
・あの時の相手の言動が許せなかった
・あの時に私を苦しめた相手が許せない
・あの時にただ相手のなされるがままに行動してしまった自分が許せない
などなど、怒りの感情が湧いている時は常に過去のことに集中しています。
未来に対して怒っている人はいません。
怒りの感情を抱えていると過去の世界にいるんです。
今この瞬間を生きていなくて、過去に生き続けていて、来る1秒後の未来でさえも過去と同じような世界を生きることになるんです。
怒りの感情を溜め込みすぎることは人生を破壊してしまうことを人は本能的に知っています。
だから抑圧することにエネルギーを注いでしまうのです。
しかし抑圧されたものはいつか必ず爆発します。
子どもは感情の発散が上手です。
悲しかったら大声で泣く。許せなかったら怒り散らす。
子ども同士の喧嘩を見ると、さっきまであんなに喧嘩していたのにほんの少しだけ時間が経てば元通りに仲良くしているのはよくあることです。
でも大人はそうはいきません。
大人には理性がありますから、子どものようにその場で感情を発散することがなかなかできないわけです。
かといって子どものような方法で感情を発散することだけが感情を手放す方法ではありません。
それはどうすれば良いのでしょうか。
まず、怒りの感情を抱えた時は、その感情そのものをじーーっと観察してみましょう。
イメージとして、怒りの感情の雲があるとしたらその雲にとことん突っ込んでいく感じです。
ここで怒りの対象である誰かをイメージする必要はありません。
相手を許す必要はありません。
怒りの対象ではなく、怒りの感情の雲☁️そのものを味わいましょう。
そうして飛行機が雲の中をまっすぐ飛ぶように突っ込んでいくと、いつのまにか怒りの感情が消えていることでしょう。
これはどの感情の解放にも使えるとっておきの技ですので、ぜひ何度もやってみてください＾＾
感情が発生するには順番があります。
私たちは一見、怒りを感じるような出来事に遭遇するから怒りを感じるのではなく、
元から怒りを抱えていたのでそれを表現すべく目の前にイラつかせるような人物や出来事を起こさせるわけです。
順番が逆なんです。
そうであるならば、別に目の前の誰かを無理に許す必要はないんです。
先に怒りの感情が自分の内部で発生しているので、そちらを対処すれば良いのです。
だから目の前にもし自分の嫌な人物が現れていつも困らせられているとしたら、
その人はただ、
「あなたの中に怒りがありますよ。」
というサインを出すお役目を持って現れているだけです。
そしてそこに気づいて、先に怒りの感情そのものを解放してしまえば、
勝手にその自分を困らせてきた人は大人しくなります。
このシステムを知らずに、目の前の相手をどうにかしようとしたり、
怒りを飛び越え恨みを募らせ相手にフォーカスし続けると、
より相手はあなたにとって不愉快な言動行動をしてくるようになります。
相手に対して抱いた思いを相手はそのまま表現するからです。
相手を無理に許そうとする必要はありません。
ご自身が長らく怒りの感情を抱えていたことを許してください。
怒りの感情には反発せず、ただ観察していれば不思議なくらいものの数秒で消え去ってしまいます。
長年抱えていたものでさえも、あっけなく消え去ってくれるので不思議なものです。
あっけなく解放されるがゆえ、自我は自分のアイデンティティであった、
「私は怒りを覚えやすい」
というものが無くなってしまうので、もしかすると自我さん的にはもっと怒りを感じていたいと引き戻しにかかるかもしれません。でもこれには恐れる必要はありません。
自我さんは実は荒波にもまれる人生ゲームが大好きですので、怒りや悲しみといったスパイスが大好きなんです。
自我さんはマッチポンプなんですね。
もしこれに翻弄されそうになったとしても、
「ずっと怒りに翻弄されているのと、全てから自由になるのとではどちらが良い？」
と聞いてみましょう。
私は長年怒りに翻弄されて生きていました。
でもある日、怒りから完全に解放された時があったのですがここで不思議なことがあったんです。
それは自我さんの意見だったのですが、怒りを抱えなくなることに対して焦りを覚えていたんですよね。
なぜなら、怒りを抱えていることのほうがメリットがあると思っていたからなんです。
例えば、
・怒りを抱えていれば恐怖で人を支配できて優位に立てる
・怒りを抱えていれば被害者であることが出来る
・被害者であれば人から優しくしてもらえる
といったようなものです。
しかし、これらは何も怒りを抱えていなくても成し遂げられるものです。
人より優位に立ちたいのであればそれなりの仕事をすれば良いですし、
被害者でありたいのならば勝手に被害者面をしていれば良いのです。
人から優しくしてもらいたいのであれば、自分から人に優しさを与えたら良いのです。
ですので、怒りは自分にとって全く必要のないものだったんです。
そうと分かった時には手放すことがものすごくスピーディーに出来るようになりました。
今ではほとんど怒りを覚えることがありません。
そしてあまりにも根強い怒りは自分を破壊します。
怒りを抱えていることによるメリットは、ぜひ書き出してみてください。
そうすれば普段全く考えもしなかった思わぬメリットが出てくることでしょう。
そしてそのメリットがあまりにも有力なものであると感じさせられるため、時には手放したくないかもと思う場合もあるかもしれません。
しかし必ず代替案はあります。
そのメリットを得るためには何も怒りを行使しなくても良いのです。
もし今、手放しても手放しても怒りに翻弄されている方は、潜在意識さんが怒りを抱えていることによるメリットを握りしめている可能性が高いです。
そしてそのメリットは、本当に怒りを通してでしか得られないのかを問うてみてください。
・怒りを感じさせるような出来事が起こる→怒りを感じる
のではなく、
・怒りを抱える→怒りを感じさせるような出来事が起こる
です。
これは他の感情でも同じです。
ですので、もし誰かに対して抱いた感情は先に自分の中に発生したものです。
それを発散すべく、目の前の”手頃な”相手がちょうど良い態度を見せてくれるのです。
そうであるならば、自分の中にある不必要な感情は常に解放していた方が良いですよね。
そして人の悩み事はほとんどが人間関係であり、
目の前の相手が自分の中身を表してくれるのであれば、自分の中身だけをなんとかしていれば良いのです。
そして自分が見たい世界があるのならば、それは人を通して出てくるので、自分の中身を先に「見たい世界」にしておけば良いのです。
だから小手先の相手を動かす心理学なんて必要ないんです。
さらに言えば、相手に対して抱く思い込みがそのまま自分への態度となって返ってきますので、
これはもう完全に都合の良い解釈をしていれば良いのです。
「どうせ私は好かれる」
と思っていれば本当に楽しい会話が出来ます。
反対に、
「私、この人とうまくやれるかな？好かれなかったらどうしよう？」
という思いを抱えたまま相手と接していると、本当にその通り先の見えない関係性になります。
だからある程度自分に自信を持つことは大切なのですが、全てがひとつであるならば全てが自分ということになりますので過度な緊張なんて必要でなくなるんです。
右手が左手に会話するとして左手が緊張するなんて滑稽なお話です。
話はずれましたが、怒りの感情を解放しきると物事が円滑になります。
そして大切なことは相手を許そうとしないでください。
よく、
「その人を許さないと魂の成長にならないよ！」
なんて言う人もいますが、個人的にはそれはずれていると思います。
その人を許せない場合、許そうとすると余計に抵抗が生まれます。
「なんでこんな人を許さないといけないの！？」
というふうに、また葛藤して怒りの感情を長く留めてしまうことになるんです。
でもやってみた方は実感していただいたと思うのですが、
怒りの感情そのものを解放すると、自然に相手のことはどうでも良いと思えたのでないでしょうか。
「どうでもいい」ということは、「許し」と同じ周波数です。
おめでとうございます。あなたは許そうとせずとも勝手に相手を許せたのです。
だから相手を無理に許そうとするのではなく、「感情そのもの」を解放することが重要なのです。
もっと言えば相手はただ、自分の中にあった怒りの感情を出させるためのお役目だっただけであり、もとから「許す」「許さない」のお話はないのです。
私は怒りの感情を溜め込んでいた時は過食症で肥満体でした。
個人的に思うのは、脂肪というのは身体の鎧なんです。
誰かから攻撃されると思っているから脂肪を溜め込むんですよね。
でも表面的な意識ではもちろん脂肪なんていりませんし憎むべきものだったので、
どんどん身体が大きくなっている自分をみて嘆いたものです。
でもある時、脂肪は自分を守ってくれていたんだと気づいた時、自然と感謝の思いが出て、ありのままの自分を許すことが出来ました。
そうしたら感情の解放も進み、無理なくダイエットが出来たのでした。
鎧がどんどん溶かされていった感じでした。
もし今、怒りで翻弄されて苦しい方は、ぜひ時間をとって怒りの感情を解放してください。
どんどん楽になり、周囲の人間関係も勝手に素晴らしいものへと変わっていきます。
これが面白いくらいにスムーズにいくので、ビフォーアフターが大きく楽しいものになることは間違いありません。
もし嬉しいことが起こりましたらぜひ教えてくださいね＾＾
それでは今回もここまで読んでいただきありがとうございました✨
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