
私はずーーーーーーーっと男嫌いでした。
それはそれは視界に男性が入るだけで嫌悪感MAXで。
歩いている時に男性と目が合うだけで睨みまくり、
ナンパに遭ったらバッグからヘアスプレーを取り出して相手の顔面にお見舞いする始末。
男性=悪だと思い、自分に良い顔をして近寄ってくる人にも容赦無く噛み付いていたと思います。
「だって、どうせヤリたいだけでしょ??」
「最終的には下心しかないでしょう??」
「けがらわしい!!!!近寄るな!!!」
こんなふうに思っていたと思います。
そんな私は今、男性に対してどう思っているのかと言いますと….
「男性って優しい生き物だよね🥹」
「いつも助けてくれてありがとう!」
「男性って力強くて頼りになるなぁ🥹」
「この世界って、男女の役割が綺麗に補完しあうようになっているからなんて優しい世界なんだろう!」
なんて思っているのですからまるで別人のような感想です。
私はもう男性に対する嫌悪感が完全に薄れていたので、かつて自分が超絶男嫌いだったことをすっかり忘れていました。
Xで面白い投稿を読むのが大好きですので、スクロールしている最中にたまーーーに男性から嫌がらせを受けたといった投稿が目に入って「うわっ….><」となるのですが、
現実世界では「嫌がらせをするような低俗な男性」をお見かけすることは全くありません。
今はもう、自分の周りには力強くて、優しくて、女性を守ってくれて、頭の良い男性たちしかいないんです。
これってどうしてそうなったのかなと思ったのですが、
自分に対する扱いを変えたからということに気づきました。
私は夜のお店で働いていたこともあり、それはそれは「男性のよくない部分」をたくさん見てきました。
夜のお姉さんたちって本当にすごいと思います。
「ドレスを着た看護師さん」だと思うからです。
どんなにスタイルが良くて女優さんのような綺麗なお姉さんでも、
「ブスだな!」
とか、
「俺の好みじゃない!!さっさとどけろ!!お前の価値は◯◯円だ!」
なんて言われることがあります。
挙げたらキリがないほど、よくそんなセリフを思いつくなぁと思うような暴言を言われます。
私はお金がなかったので、当時は「高収入」にすがる思いでビクビクしながら夜の世界に入ったのですが、
酔っ払って好き勝手にモノを言う男性にひどくショックを受けたことがありました。
経営者の方やエリートサラリーマンが来るようなお店だったのですが、
暴言だったり体型批判であったり、お触りだったり、それはそれはたくさん嫌な思いをしたものです。
「この人、こんなに暴言を吐くくせに仕事では成功しているなんて….この世界はなんて理不尽なんだろう….。そして私は暴言なんか吐かないのにこの人よりも年収が低いなんて…..。」
と毎日思っていました。
女の子同士で仲が良かったことが本当に救いでしたが、そんな世界に3年ほどいた私はどうなったのかというと….
もう完全に男嫌いになっていたんですよね。
冒頭に書いた行為は夜の世界にいた時と、卒業してしばらく経っていた頃にもやっていたものでした。
本当にたくさんの男性と喧嘩したと思います。
「男性に舐められているなぁ」と感じることがたくさんありました。
約束をドタキャンされたり、見知らぬ人から揶揄されたり、「この人なら大事にしてくれそう」と思った彼から蔑ろにされたり、それはそれはひどい扱いを受けました。
ただこの頃というのは、自分自身のことを全く大事にしていなかったんですよね。
お部屋が散らかり放題で、ボロボロのパジャマを着て、ヨレヨレの下着を身につけていて、
ご飯はジャンキーなものやコンビニのご飯で、お風呂掃除も全然しておらず、美容室にもご無沙汰で…….。おかげで髪の毛はプリンを極め、栄養状態もひどい有様で….。
今では心底考えられないくらい、自分に無頓着だったと思います。
もしこの時、お友達がお家に来るとなったら綺麗にお掃除して、お友達のために快適なお部屋づくりをしていたと思うのですが、
そのお友達に対してやってあげたいことを自分自身にやっていなかったのです。
つまり、自分のことはどうでもいいということの表れだったんですよね。
ある時、近藤麻理恵さんの「ときめく片付け」について知り、自分のお部屋を客観的に見てみようと思い、iPhoneの無加工カメラで撮影してみたところ、
とんでもない汚部屋が写りかなり絶望したことがありました(写真で客観的に見るって絶大な効果があります)。
これは潜在意識的に言えば、
「私にはこのくらいのお部屋がふさわしいんです。」
と言っているんですよね。
だから、それにふさわしい状況がやってくるのです。
誰だって新品の綺麗なものと、そうではない使い古されたモノを比較した場合、その扱い方には歴然の差があります。
つまり私は、「私は自分のことを全く大事に扱っていません。ぜひそのように扱ってください!」と無言の意思表明をしていたわけです。
これって周囲の人にも伝わるんですよね。何も言っていなくても。
すると相手は無意識にそのように扱います。
いつの日からか私は自分をVIPとして扱うようになりました。
ホテリエだったこともあり、常にゲストのことを喜ばせるためにどうしたらいいか?を考えることが好きだったのですが、そのゲストにやってあげたいことを自分に置き換えてみたのです。
例えば、
・ずーっと使い古しているタオルを捨てて一流ホテルで買ったふわふわの分厚いタオルに変えてみたり
・お部屋を徹底的に綺麗にしてアロマディフューザーを用意したり
・寝具をより心地よいものに変えてみたり
・好きなだけ寝させてあげたり
・お風呂でのリラックスタイムで入浴剤を使ってみたり
・スキンケアやボディケアを徹底的にやってみたり
・足の角質を除去してみたり
・栄養のあるご飯を自分のために作ったり
そういったことを少しずつやっていきました。
やってみると分かるのですが、「自分のことを大切にしている感覚」ってとっても尊いものです。
心の底から喜びを感じるのです。きっと肉体の喜びなのでしょう。女性にとっての心からの喜びなのだと思います。
そしてこの喜びこそが次の瞬間の未来をより幸せなものにする魔法なのです。これは声を大にして言えます。
一見、男性的な思考では、
「それって何の意味があるの??時間とお金の無駄にならない??」
と考えてしまいがちですが、実はこの自分を大切にして心からの喜びを感じることこそが、絶大な繁栄の魔法(パワー)につながるということを、私は身をもって体験しているのです。
「丁寧な暮らし」というワードはなんだかストイックなイメージがしてずっと苦手だったのですが、
私が自分を大切にした結果、それは「丁寧な暮らし」というものだと気づきました。
そしてこの「丁寧な暮らし」というものが女性にとっての大きな喜びと、大きな繁栄になるのだと気づきました。
なぜなら今の私は仕事もスムーズにできていて、恋愛でも素敵な人と関係性が順調に育めていて、夢が叶っているからです。
そんな自分を大切にする毎日を続けていた結果、いつの日からか自分が関わる男性がみんな紳士的な人ばかりになったんですよね。
もしかすると自分が「夜の世界」を離れたこともあって、「昼間の男性」の紳士的な部分を見ているだけかもしれません。
まぁ「夜の世界」が好きな男性は「昼間の世界」でさまざまなストレスを抱えてその憂さ晴らしをしに行っているわけですし、
私は当時彼らのサンドバッグになっていたわけですからそのギャップを感じるのは当然です。
ましてや「昼間の世界」で女性に対して「夜の世界」のノリで関わってしまったら今の時代大変なことになるでしょう^^;
「だから結果的に優しくされていると感じるのでは?」
と思う方もいるかもしれません。
それでも、
日常生活において素敵な男性たちから親切にしてもらえることが多くなりました。
そうそう、前に読者から、
「なおさんは綺麗だから簡単に男性から助けてもらえるのでは??それで成功したのでは??」
というコメントをいただいたことがありました。
まず、綺麗と言ってくださりありがとうございます^^でも、綺麗なだけで助けをもらえたわけではないです。男性とは普通に喧嘩していましたから😂 凶暴な女だったと思います。
そして私は今いるオフィスでも何度か男性スタッフに声を荒げたことがあります🤣
周囲がどん引きするくらい噛み付いたわけですが、それでも今は平和に、その喧嘩したスタッフとも仲良くやっています(特に威圧しているわけではありません😂)。
今は、自分のことをお姫様扱いすることにとってもハマっています^^
二人一役のような感じで、姫である私が、
「今日はお肉が食べたい!」
と言ったらもう1人の私が、
「かしこまりました!!」
と言って用意してあげる感じです。
「もう疲れたから帰りたい!!」
と言ったらそのようにしてあげたり、
「ケーキが食べたい!!」
と言ったらカロリーを気にせず美しいケーキを買ってあげたり、
欲望に忠実になるのです。
すると幸福度が上がるだけでなく、今デートしている人からも出会った当初よりもかなり大切にされているなぁと感じます^^
ちょっと不思議なのですが、自分が食べたいものに対して忠実になると、
実はその食べたいものこそが、自分が足りていない栄養素だったりするんですよね。
この前、野菜嫌いな私が急にほうれん草を食べたくなったのです。
ほうれん草の効能を調べてみたら「血を増やす」というものだったのですが、まさにこの時は自分が生理中の時でした。
自分の欲求に忠実になるってとっても大事なことなんだなぁと実感したのでした。
自分のことを一番大事にしてあげるって、周囲からの扱われ方も変わりますし、
人生の幸福度も上がってより幸せなことをたくさん引き寄せるようになります^^
出会う人も豊かで美しい人ばかりになります。
「人生って、なんて素晴らしいんだろう💎みーんな優しい💎ありがとう\(^o^)/」
こんなふうに思えるようになります。
これだけを読むと、「なおさんがわがままになっているのでは??」と思うかもしれませんが、デートしている彼にこの前こんなふうに言われたことがありました。
「なおちゃんが俺がやったことを受け取ってくれて、ありがとうって言ってくれるのがめっちゃ嬉しい。」
と。
男性は与えることが喜びで、女性は受け取ることが喜び。本当にこの世界はうまく出来ているなぁと感じます^^
私はこの美しい世界をもっと創っていきたいです^^
女性はぜひ、ご自身の欲望に忠実でありましょう💎
そしてもっともっとお姫様扱いしましょう。
人生が変わりますよ✨✨
