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私たちの本当の姿はひとつの意識です。

ひとつの意識を例えるなら、風船のようなものです。

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風船の中の空気がひとつの意識だと思ってください。

ひとつの意識であり、創造の場でもあります。

しかし、そこから分離した「個」が、

「私こそが素晴らしい空気なんだ!」

と自己主張を始め、もともと同じひとつの空気であるのに、自分が目立つために外側へ外側へ行きだしたとします。

そうしている時、風船の内側から「個」が外側へ棘のように出ていきますよね。ウニのトゲトゲみたいな状態です。

分離すればするほど、外側へ向かいどんどん孤立していきます。

苦しんでいる人はこの風船の棘のような状態になっています。

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ストッキング芸状態だなーと思ったので画像を拾ってきました。

今もし苦しんでいる人は分離しすぎて風船に思いっきり突っ張りすぎてストッキング芸をしているのだと思ってください。

ウニのトゲトゲを見ても、内側に向かえば全部と繋がっているのが分かりますよね。

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↑ウニさん。私はウニが大好物です😍

トゲトゲの先端が”私”だと思ってください。

勝ち負けの世界で生きている人は必ず苦しみます。

勝っても必ずいつかは負かされ、優劣の世界で苦しみます。

それを踏まえて”楽しさ”だと思っている人はいいのですが、幸せになるために誰かに勝とうとしたり、優劣で人を見ている人は必ずどこかで負かされる時が来て苦しみへと変わるので、はやく分離の世界を終えた方が良いでしょう。

本来、全ては対等な世界です。ここで生きられる人だけが永遠に幸せに生きられます。

思えば私に分離意識が芽生えたのは、中学生に上がった時でした。

私は小学生の時まで、クラスのお友達と分け隔てなく仲良くしていました。

その子の成績がどうとか、運動ができるできないとか、見た目がどうとか、家柄がどうとか、ご両親がどんなお仕事をしていようが、全く関係なくだいたいのお友達と仲良く遊んでいたんです。

お友達のお家に行けば色々なものが見えてきます。

ご両親の経済状況や仲の良さなどです。

アパート暮らしの子、一軒家に暮らしている子、マンション暮らしの子、今にも壊れそうな古いお家に住んでいる子などなど、

本当に色々なお家を見てきたのですが、そこでその子の全てをジャッジしたことはありませんでした。

そもそも気にならなかったと思います。

ただただ楽しいお家訪問みたいな感覚で、いつも楽しく遊んでいたと思います。

そこから中学生活に入った途端、あらゆるものが変わってしまいました。

それは自分たちの学力を順位として張り出されるようになったことでした。

私は勉強がとても好きだったのと、順位が良いと親や教師から褒められたことが嬉しかったので勉強に励んでいました。

しかし、順位を見てがっかりしたんです。

小学生の時まで楽しく遊んでいたお友達が実は私よりもはるかに頭が良くて、なんだか羨ましく思ったり、自分のことが恥ずかしいと思ったり、嫉妬したり、色々な感情が出てきたんです。

小学生の時まで、その子に対して劣等感を感じたことがなかったのに、中学生になってから急に感じるようになったんです。

優劣の意識がはじめて生まれたのでした。

そうしていたら私は自分より成績の悪い子たちを内心見下すようになりました。

同じ空気を吸っているのも嫌になり、かなり差別意識が高くなったと思います。

中学校を卒業して、ようやく自分と同じくらいの学力の子たちと同じになれると思いきや、

やはりそこでも成績はつけられ、優等生もいれば劣等生も出てきます。

私は学校の帰り道に、他校の生徒を見てはかなり見下していたように思います。

(うわぁ、あの学校の制服だー。頭の悪い人たちだー。うわーーー。)というふうに眺めていたと思います。

そこから社会人になった時、私の先輩にあたる人はいわゆるヤンキー校出身の人だったんです。

地元ではかなりバカにされていた学校で、私は悪いイメージしかなかったのでかなり見下していました。

しかしその先輩は仕事がとってもできる人だったんです。

仕事がはやく、周りの人のために色々なことを考えて行動している人でした。

さらに別の部署でも中卒の上司がいたのですが、その人はその部署をまとめあげていて、誰からも尊敬されている頭の切れる人だったんです。

私はそこで初めて、

「勉強ができるorできないは社会において関係ないんだ。勉強ができても仕事ができない人もいる。仕事ができるorできないかが重要なんだ。」

ということに気づいたのでした。

ただ、ここから私は別の差別意識をするようになります。

今度は仕事ができない人たちを見下すようになるんです。

学生時代の私のように、臭いモノでもみるような目でその人たちを見ていたような気がします。

数年前まではサラリーマンが大嫌いでした。私の統計ですが、愚痴ばかりを言うからです。

雇ってもらっているのに、いつでも生活の保証はあるのに、会社の愚痴ばかりを言うなんて贅沢すぎると思っていました。なんか許せなかったんですよね。

社長は社員とその家族のことまで考えていて、いつだって何かがあると責任を取るのは社長です。

だから私は許せなかったんです。

愚痴を言う暇があるなら改善のために行動しろ!陰口を言うなら本人に直接言え!と思っていました。

ですのでサラリーマンの人たちを避けていました。

しかしある時、私はその人たちに救われたことがあったので、そこから差別意識はなくなっていったんですね。

この前、差別意識はいつから生まれたんだろう?と考えていたら成績をつけられた時からだと気づいたんです。

小学校の時ももちろんテストでは点数をつけられますが、最終的には授業態度で「よい・普通・がんばりましょう」というふうになっていました。

しかし中学生の時からは完全に点数になったので、いかにも人格や自分の価値そのものについて点数をつけられたような気持ちになっていました。

中学校に上がった時に、その全体の風潮(成績の悪い人は人としてダメな人だ)に毒されたお友達が何人もいました。

小学校の時まで普通に分け隔てなく誰とでも楽しく遊んでいたような子が、人を見下すような感じになっていたので、中学校ってすごいなぁと思ったものです。

小学校の時は色々なことがありました。

クラスの半分のお友達のご両親は人生のイベントとして色々なことを体験されていました。

シングルマザー、シングルファザー、最近お母さんが亡くなったお友達、最近お母さんが再婚して新しいお父さんがきたお友達、お母さんがキャバ嬢のお友達、お父さんがあっち系のこわいお友達、

などなど、お友達から聞くのですが私たち子どもは全く気にしたことがありませんでした。

しかし親のネットワークでは噂話が横行していて、あるお友達のお父さんが窃盗で捕まった事件があったのですが、それを危惧したあるお母さんが自身のお子さんに、

「あの子には近づいちゃだめよ。」

と言っていたのを聞いた時はちょっと悲しい気持ちになったものです。私の母はその事件のことを私には言っていなかったので私はなんとも思っていなかったのですが、子どもながらに大人の差別意識ってすごいと思っていました。

ただ、私が大人になって色々な人を差別するようになって、子ども時代を振り返った時にショックを受けたんですね。

あの頃は誰がどんな家に住んでいようが、どんなに勉強ができていまいが、ただ好きだから一緒にいて、思い出を作ることがとっても楽しかったんですよね。純粋な頃を思い出して、いつから自分は毒されてしまったのだろうと涙が出てきたのでした。

その差別意識がなくなったので、人間関係はかなり楽になり、誰にでもフラットな目線で見つめることができるようになりました。その人の本質だけを見つめているような感じです。

その人がどんな職についていようが、どんな服を着ていようが、私には全てどうでもよく思えるんです。

人とお話しする時は、その人の完璧な本質だけを見ています。そうしているとお相手が心を開いてくれるのが分かります。

これがもしジャッジ100%で人を見ていたら絶対に真のコミュニケーションは取れないと思います。

もし今、人間関係でお悩みの方はお相手に対しジャッジをしているかもしれません。

そのジャッジを取り外してみてください。

「なんで私がやらなくちゃいけないの!変わるべきはあいつなのに!」

と思われるかもしれませんが、人間関係を変えるのは至極簡単です。自分のジャッジの目をとればいいからです。

ウニの画像と同じで、私たちは内側に潜れば潜るほど相手と調和ができます。

最終的には調和することしかあり得ません。

本質がひとつであり、右手が左手を攻撃するわけがないからです。

(しかし、場合によっては命の働きによって相手に対して意見を鋭く言えたり、普段出せない感情を思いっきりぶつけるような時もあります。それは全体のためでもあるのです。)

私も本質を見てきたので、どんなに地位や名誉のある人を見てもなんとも思いません。

変に緊張もしませんし、無理に好かれようとも思いません。

なぜなら、私たちは見ぐるみを全部剥がされたら同じタンパク質の塊としか思っていないからです笑。

私は以前ホステスとして夜の「優劣」の世界を見てきたので思うのですが、

自分よりも下だと思う人には威張り散らかし、自分よりも稼いでいる人たちにはへりくだる人たちがたくさんいました。

この様子は、客観的にみると「クソダサい」んです。

いい大人が、大したことないのに偉そうにしているのが本当にダサいんです。

ドラマを見ていてもこの人ダサいなぁと思いませんか?

私も同じことをしていたのだと気づいて絶望しました。

あぁ、こんなクソダサいことはしたくないな…と思いました。

そうしてそのジャッジを取り外したら人間関係が楽になり、今まで見下していたような人たちから意外な場面で助けられることが多くなり、本当に感謝だなぁと思うのです。だから人が好きです。

その人の完全性を見つめていたら楽しいコミュニケーションが取れます^^

私は本当に色々な人たちと出会ってきて、そのなかに年収2億の人が知り合いがいるのですが、

その人はもう勝ち負けの世界に住んでいません。「ただ在る」という感じなんです。

おそらく色々な世界を見てきて、遊び尽くして、勝ち負けも体験して、その上でこの世界の真実がわかっているからなんだと思います。

ただ、そうではない他の人たちはやはり幻に翻弄されていて、毒されている人が多いなぁと感じます。

もし人間関係でちょっと苦手な偉そうな人がいたら、

「あ、この人全力でストッキング芸をしている…!」

と思ってください☺️

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ちょっとは楽になると思います!

それでは今回もここまで読んでいただき、ありがとうございました🤗✨

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投稿者について

なおと申します。
この世界がバーチャルな世界であるということは、以前から気づいてはいたのですが、どうしても生きづらく、何度も自殺未遂を繰り返してきました。

ところがある日、"全てがひとつであった”というワンネス体験をしてから、
生きづらさから解放され、あらゆる物事が整い、今では幸せな毎日を生きることが出来ています。

こちらのブログでは、読むと幸せになるような日々の気づきや、ちょっとしたコツ、実践して開運した体験談などをお伝えしていこうと思います^^

どうぞよろしくお願いいたします。

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